その7◆・・・・はある朝突然に の話。


謎のおっさんが走り去ってから・・・何日か過ぎたある朝のこと。

女の子は美味しいもの(または高く売れそうなもの)を探して森を歩いてたのね。

すると







なんだろね、意味ありげな張り紙があちらこちらにちらちらと

書いてあるもんね、来いってことでしょう
それじゃあ一応行こうかしらね。

女の子は暇だったのよ。

ずんずんと歩いていくと、珈琲のいい香り。

「ああ〜節約のため、珈琲のんでなかったから
この香りは心に染みるわねえ」

女の子はくんくんくん香りに誘われてテテテテテ

すると
すると


「おー。おまえやっと来たけ。

もーにんぐ珈琲としゃれこむか?」

「えええええええ。なにこれ、なにここ、
えええ?喫茶ウカウカ!?なにー?どういうことー?
責任者呼んでよー責任者ー。」

「ほったらこと言って、ばっかだなあおまえはほんとに。
喫茶ウカウカちゅーからにゃあ、
ワシがオーナーに決まってるんだったらぺ。」


「え・・・・おっさん・・・ウカウカっていうの・・・(やっぱ可愛いのね)」

「おまえ紳士に向かっておっさんとは・・・・
まあええけ。

ちょっくら待たせちまったもんなあ。
ほれ、珈琲のんでいけ。
おまえの世界が、ががらりとかわるに違いないこの一杯。
衝撃の出会いになること間違いないんだったらぺ。」

そうして女の子は、喫茶ウカウカでの初めての珈琲を飲んだんだ。




感想・・・・?

「けっこうふつうじゃん」

「お・・・・おまえは・・・・・舌も気の毒なやつだったのけ・・・・」