その9◆女の子の悩み そして・・・の話。の2。










・・・・・はい。またこのひと(?)でしたね。ごめんなさいね。






あらあら・・・。女の子・・・態度悪いんですね。

女の子は愛嬌でしょうに。

「何ー?わたし忙しいんだけど」

女の子は超不機嫌。(ほんとは暇なはずなんだけど)


「・・・ワシ、ここで仕事を始めたっぺ?











ん・・・・・・・・・?

「・・・・・・・で?」

「そんでもなあ、この森にゃあ、
マンションもアパートもありゃあしない。
このほったて小屋しかないってわけよ。」


「・・・・・・・・・で?」

「おまえのいろどりの無い暮らしぶりも残念だしよぅ、
楽しくルームシェアしようと思うんだったらぺ。
仕事にゃあ魂こめる主義だからよぅ、
住まいもこの森にせねばならんと、思ったんだったらぺ。」


女の子はお金には目がなかったんだよね・・・。



そして気がかわったのね・・・




あら・・・・・。






「2万園と喫茶ウカウカの珈琲一日一杯!」

「よしっ!」



「あ・・・・ところでそうなると私は大家よね。

もうおまえとは呼ばせないよ!」





・・・・・・・・・・・・・。




・・・・・・・・・・・・・・・。


ふたりの暮らしがはじまっちゃった。